ゲーミングPCを長時間使用するゲーマーにとって気になるのが、電気代でしょう。一日中PCを稼働させていると、思っている以上に電気代がかさみます。
そこで今回は、ゲーミングPCの消費電力や平均的な電気代について詳しく解説します。
それ以外にも、日常生活に取り入れやすい節約ポイントをご紹介します。ゲーミングPCで快適なプレイをしながら、無駄なく電気を使うための知識を身につけましょう。
ゲーミングPCの消費電力とかかる電気代
ゲーミングPCの消費電力とかかる電気代は、ゲームプレイ中や長時間使用した際に気になるポイントです。
特に、ゲーミングPCを1日24時間起動していたときの消費電力はかなりのもの。この場合、電気代も相応に高額になる可能性があります。
平均的な電気代を把握することで、適切な節約策を考えることが重要です。
ゲーミングPCを1日24時間起動していたときの消費電力
ゲーミングPCを24時間起動すると、消費電力は一般的なPCよりも高くなります。
ゲームなどの処理によってCPUやGPUが常時稼働しているため、電力消費量が増加します。特に、高性能なグラフィックボードを搭載したゲーミングPCは消費電力が大きい傾向にあります。
- Step:1パソコンの消費電力の確認する
自分が使っているパソコンの消費電力を公式サイト等で確認しましょう。
今回は、「Acer」のゲーミングノートパソコンNitroで説明します。まず、このPCの消費電力は公式サイトに135Wと記載されています。
※消費電力は使用方法によって前後する可能性があります。 - Step:2パソコンの消費電力から電気代を割り出す
以下の計算式で電気代を割り出せます。
消費電力(W)÷1000×1日の使用時間(h)×1kWhあたりの電力量料金=電気代
135W÷1000×24h×31円=100.44円
※1kWhあたりの電気代の平均は31円なので、31円で計算しています。すなわち、「Acer」のゲーミングノートパソコンNitroを24時間使用すると100.44円かかります。
上記の計算方法である程度算出できます。ですが、ゲーミングPCのブランド・バージョン・スペックによっても消費電力は異なります。
また、「Acer」のゲーミングノートパソコンNitroは、低電力がウリなPCなため、かなり消費電力や電気代を抑えられます。他のPCだともっとかかる可能性があるので、注意が必要です。
消費電力に伴う平均的な電気代
平均的な電気代は、ゲーミングPCの消費電力や利用時間によって変動します。例えば、月に数時間しか利用しない場合と24時間稼働させる場合では、かかる電気代に大きな違いが出ます。
また、消費電力の大きなゲームプレイ時やレンダリング作業時には処理する量が多いため、特に高額な電気代がかかるでしょう。
ゲーミングPCの電気代を抑える節約方法
ゲーミングPCの電気代を抑えるためには、様々な節約方法があります。以下で詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ゲーミングPCをエコモードに変更する
ゲーミングPCにはエコモードと呼ばれる省エネ設定があります。このモードに切り替えることで、消費電力を抑えられます。
特に、ゲームプレイ以外の時はエコモードにしておくことで、無駄な電力消費を防ぐことができます。
基本的に、「ディスプレイ」「画面設定」などを確認すると変更画面に移れるでしょう。
しかし、ゲーム中にエコモードに設定していると、処理落ちやラグが発生して痛い目を見ることになる可能性があるので注意が必要です。
ゲーミングPCの画面表示時間を短くする
ゲーミングPCの画面表示時間を短くすることも、電気代を節約する方法の一つです。
放置中に画面がずっと表示されていると、その分の電気代もかかってしまいます。そこで、画面表示時間を短くする設定をしましょう。
放置していると画面がブラックアウトしてスリープモードになるため、電気代を少しでも節約したい人におすすめです。
私の場合は、トイレ離脱やマッチ待機で放置をしてもブラックアウトにならない時間を目安に設定しています。(3〜5分間くらいです笑)
ちょっと離席するならスリープモードにする
ゲーミングPCを一時的に使用しないときは、スリープモードにすることで電力を節約できます。
起動時に多くの電力を消費するため、90分以下の離席であればスリープモードを活用しましょう。
スリープモードにする場合は、以下の3つの方法でスリープさせてください。
- 自分でスリープさせる
- 画面表示時間が切れたタイミングで自動的にスリープにする
- ノートパソコンの場合は閉じる
このような状況で電源を切るのではなく、スリープモードにしておくことで、再起動までの時間や消費電力を抑えることができます。
90分以上離席するなら電源を落とす
長時間の離席や休憩が予想される場合は、90分以上離席する際には電源を落とすことが効果的です。電源をOFFにすることで無駄な電力消費を避けることができます。
起動時に多くの電力を消費するため、長時間離席する場合のみ、シャットダウンすることをおすすめします。やっぱりつけよう!と何度も短時間で再起動していると、消費電力が増えるため、注意しましょう。
ディスプレイの明るさやコントラストを調節する
ディスプレイの明るさやコントラストを調節することで、電力消費量を抑えることができます。
明るさが必要ない場面や長時間使用する場合は、設定を最適なレベルに調整することで、電気代の節約が可能です。
金欠で困っていた時は、カーテンを閉め切り、常に部屋の電気を消して最低限の画面の明るさでゲームプレイしていました。
部屋の電気も節約できるし、パソコンも電力消費を抑えられるしで一石二鳥ですよ。
新しいゲーミングPCに買い替える
古いゲーミングPCは、性能が低く電力消費量が大きい場合があります。古い機種を使用している場合は、新しいゲーミングPCに買い替えることで、より効率的な消費電力や性能を得ることができます。
新しいPCは省エネ設計や最新のテクノロジーを取り入れているため、電気代を節約することができます。
壁紙を白壁紙にする
ゲーミングPCのデスクトップの壁紙を暗い色や動く壁紙ではなく、白色や静止した壁紙に変更することで、ディスプレイの消費電力を抑えることができます。
明るい色の壁紙はディスプレイの明るさを抑える効果があり、節電効果が期待できます。
ゲーミングPCの電気代を節約するためのポイント
ゲーミングPCの電気代を節約するためには、いくつかのポイントに注意する必要があります。グラフィックボードのアップデートやヘッドホン、イヤホンの活用など、工夫次第で電気代を削減することが可能です。
グラフィックボードを最新版にアップデートする
ゲーミングPCのグラフィックボードは、性能向上や省エネ設計が進化しています。古いグラフィックボードは消費電力が大きく、最新版にアップデートすることで電気代を節約できます。
新しいハードウェアは効率的な電力管理が可能なため、アップデートが電気代の削減につながります。
ヘッドホンやイヤホンを活用して電気代を抑える
ゲーミングPCの音声出力をスピーカーからヘッドホンやイヤホンに切り替えることで、消費電力を抑えられます。スピーカーを使用すると、音声再生時に消費電力が増加するため、個人利用であればヘッドホンやイヤホンを利用しましょう。
以上がゲーミングPCの電気代をテーマにした節約方法や効果的なポイントです。
電気代を節約するためには、日常的な使用時の工夫や設定の見直しが重要です。
デバイスの最適な利用方法を知り、電気代を削減することで、経済的で環境にやさしいゲーム環境を実現しましょう。
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